2016年10月12日水曜日

口述試験体験記

平成28年10月12日。口述試験でした。

私は午前の部。集合時間は8時40分。自宅は法務局から地下鉄一駅分に満たない距離でしたので、遅刻することはないと思いましたが、アラームはセットしていました。

翌日、設定時間までに無事起床しました。しかし、体調はすぐれません。緊張とかではなく飲みすぎです。いつものことですね。

試験対策は、Wセミナーのレジュメを録音して繰り返し聞く。さらに前日から司法書士法1条2条を暗唱。口述模試は受けませんでした。つまり、最後の最後まで模試を受けずに来たわけです。

職場で諸々の準備をした後、再び自宅に戻り、スーツに着替えました。筆記試験合格後、マルキン井上さんで急いですそ上げしてもらった2パンツつきスーツです。

ネクタイは、父のものを借りました。自分のものもあったのですが、ここはあえて父のネクタイを借りました。

そういえば、ネクタイを締めるのは何年振りでしょうか・・・。普段仕事をしていてもつけることはほとんどありません。スーツ姿にネクタイがあるのとないのとでは印象がかなり異なりますね。あった方が締まります。でも、今後活動するにしても、私はなるべくネクタイなしで過ごしたいです。自分が主体で経営できれば、少なくとも対内的には自由な服装も実現できるでしょう。顧客と接するときにはスーツにネクタイでも、それと関係ない執務中はジャージ姿とか。いや、話がそれました。

口述試験の話に戻します。

法務局前では、辰巳法律研究所さんが、合格祝賀会の案内その他を配布していました。ありがたく受け取りました。

集合場所は法務局の会議室でした。最初に既定の番号の席に座ります。

椅子の上には研修案内。中央研修・ブロック研修と、特別研修の案内はありましたが、各都道府県会の研修案内は含まれていませんでした。まあ、口述試験会場は筆記試験会場ごとでもなく、ブロックに殉じる割り当てで試験をするのでしょう。

特別研修の14万5000円でショッ~ク!!!参考図書の合計金額でまたまたショッ~~ク!!!!スケジュールを見て、「なんじゃこりゃ~~~」と松田優作状態。

とりあえず切り替えようと、今日の口述試験に集中します。


口述試験にはそれようの受験番号があります。最初はそれに従って、席に着きます。

その後にくじ引きがあります。その結果によって、座席の縦の列で受験順番が変わります。

くじ引きですが、定型の封筒でA4を3つ折で封入できるタイプのものがありますよね?あれに厚紙の短冊のようなものに数字が書かれたものを、列の最後尾から引いて自分の試験の順番を決めるのです。その厚紙、何か使い回しをしているように見えたのは気のせいかもしれません。うっすらと透けて違う試験で使用しただろう何かが見えた気がしました。まあ、法務局によって違うのかもしれませんが。

なお、私の既定の席(口述試験受験番号に基づく席)は後方で、くじ引きの結果、一つ前になった程度でした。さっさと解放されたかったのですが、残念でした。

後方なので待ち時間は長かったと思います。そして、待ち時間で勉強することは可能でした。また、トイレに行くことも可能でした。腹の調子が悪かった私は、トイレに行かせてもらいました。担当者に誘導されて、「すみません大の方です。」と言い、トイレに向かいました。発汗状況等を見て、前日飲んだ影響が出ていることを感じました。なお、トイレに行く際ですが、荷物は待機室においていかなければなりません。私より後にトイレに行こうとしていた方が、鞄を置いていくよう指示を受けていました。

札番号1番から順に試験室へ案内されていくのですが、各組によって進行具合に差が出てきました。後半ともなれば、私の隣の組の同じ札番号の人が試験室に案内されたとき、私の組では私の前にまだ二人座っていました。

他の組がスムーズに終了して、自分の組がなかなか進まない。これ、かなりの不安を感じました。
「え?この組って試験官がめちゃくちゃ厳しいのかな?」
なんて感じて、かなり焦りました。
そんな中、司法書士法1条2条を何度も覚えているか確認しました。待ち時間で100回以上は唱えていたかもしれません。それをやっても、なお、焦って忘れてしまうのではないかという不安がありました。

一方で、腹の調子が落ち着いてきたのを感じました。頭が働きにくいかもしれないと感じていましたが、それはたぶん試験への緊張からだと感じていました。

そうこうしているうちに、ついに前の人が試験場へ案内され、部屋からいなくなった瞬間、緊張がさらに高まりました。とりあえず最後だ、と司法書士法1条2条を暗唱してみました。ちゃんといえたので、心の調整に入りました。
「緊張するのは当然だ。不安があるのは当然だ。」
こういうとき、「俺は絶対大丈夫だ!」とか言い聞かせることはしません。だって心のそこからそう感じてはいないのだから。逆にストレスをためるような言葉を考えないのがいいです。まず現状の自分の状態を認める。
「怖いし逃げ出したい気持ちもある。」
怖いという気持ちなんかを認めます。これは大事です。
「でも、10分程度で終わる試験じゃないか。いつまでも続くわけじゃない。」
「とりあえず、答えられる質問に答えていけばいい。っていうかそうするしかないんだから。」
緊張と不安を抱きつつ、少し心を楽にするような言葉を探していきます。それでいいのだと思います。いきなり自信満々になるとか全ての不安が消えるとか、そんな技術もあるのでしょうが、容易に習得できるものではないでしょう。

しばらくして、私の組の担当の連絡係の方が部屋に入ってきました。
「うわっ来た」
手に抱えたファイルを開くと、私の受験願書のカラーコピーです。札の回収後、住所氏名の変更の有無、官報等掲載における氏名の漢字についての確認をされました。住所に変更はなく、氏名にも旧字体の使用等はありませんでしたので、連絡員に従い待機室を後にします。
緊張はさらに高まります。でも、すぐに終わる試験だ。なんて思い巡らせながら、連絡員の後に従いました。
試験室の前、椅子があり、着席を促され、連絡員の方からその後の流れを説明されました。
「今、前の方が試験を受けています。」
え?試験中?いや、完全前の人が終わったものと思って心の準備をしてきたのに・・・。
連絡員の方から、試験室のレイアウト及び終了後に帰る際に案内があるから、終了後試験室を退室し連絡員がいなかったらしばらく待つようにといわれた。手順については理解したが、終了後どういう状態になっているかわからないので、これを覚えているかどうか自信はなかった。まあ、なるようになるだろう。
そして、椅子に座り、再び司法書士法1条2条を数回暗唱。その後心の調整を行いました。

しばらくして、前の受験生が出てきました。互いに軽く会釈。
連絡員の方が彼に帰る順路を説明していました。
そして、しばらくしてチャイムの音が聞こえました。いよいよ私の番です。
入室して試験管に挨拶。
着席し、「リラックスしてください。」といわれましたが、そういわれてできるわけもなく。素直に緊張してしまうことを告げました。
そして、試験は始まりました。
不動産登記法→商業登記法→司法書士法の順序。Wセミナーの体験記を見る限り、二人の試験管が交互に出題という形式と思われましたが、私の場合は一方の試験管のみが出題をするものでした。
不動産登記法についてはWセミナーのレジュメは役に立ちませんでした。商業登記法は1問だけ、司法書士法は2問、レジュメに書かれた予想問題が出てきたと思います。そして、司法書士法の2問は司法書士法1条2条でした。これはレジュメにありました。
なお、詳しい内容は割愛します。すみません。
試験官は、丁寧でした。出題の意図にずれた答えを何個もしてしまったのですが、ちゃんと誘導していただきました。そして、各科目について「最後に」とこれで終わることを予め教えてくれました。
答えることが出来なかったものも結構ありました。
失念した部分についてはその旨述べました。
出題した試験官の顔は覚えていますが、隣にいた試験官の顔は覚えていません。
ネットの体験記などで見た、○や×をつけているようには見えませんでした。
そうこうしているうちに、試験は終わりました。正直何分程度だったかはわかりません。感覚としては短かったな~という感じです。
退出すると連絡員の方がいました。椅子には次の受験生。軽く会釈をしました。
「ここをまっすぐ行って階段又はエレベーターをご使用いただけたらと・・・」
その案内に従い下へ。疲れたぁ~。
1階ロビーにて、受験を終えた一部の方々が談笑されていました。受験仲間だったのかもしれません。声をかけたい衝動もありつつ、法務局を後にしました。

法務局を出ると、伊藤塾さんの方が二人、合格祝賀会の案内を配っていました。これもありがたく頂戴しました。
そして、天満橋方面へ。京阪シティモールへ。ニトリやジュンク堂へ立ち寄りました。
試験が終わって、感じたのは言いようのない解放感でした。
「やっと終わった・・・」
ニトリでもジュンク堂でも、何を買うわけでもなく、適当に商品を見て回って、その後改めて、やっと終わったことを感じました。
その日は疲労がずっと残っていました。それが前日の影響か試験の影響かはわかりません。
そんな中でも、2chの合格者サロンの書き込みは気になりました。何度もリロードしてみてました。

とりあえず、口述試験終了。

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